先日、コロナ禍に始めたゴルファーが早々にゴルフからリタイヤしてしまう傾向にあるという記事を読みました。
運動不足解消だったり、密を避け屋外で少人数で楽しめるスポーツとしてとても人気になり、若いゴルファーが増えました。
ゴルフを始めた、始めるきっかけとして多いのが人から譲り受けたゴルフクラブを使用していること。
初心者や、経験が少なくて技術もない場合はそれでも十分なのですが、次第に思うように飛ばなくなったり、曲がるようになったり等、スランプの原因になってしまうことがあります。これは“アンダースペック症候群”と呼ばれています。
初心者用や入門者用のクラブセットは基本的に軽く柔らかく作られています。
軽くてスイングしやすいゴルフクラブを使い、経験を積んできたときにゴルフクラブが自分にとても合っているような錯覚を起こすのです。
でも実はクラブが軽いと、身体ではなく手だけで打ってしまいがちになります。
知らず知らずのうちに手打ちになってしまっているので飛距離が伸びず、いつの間にかスイングが崩れてしまい、思うようにスコアが伸びない、といった事になってしまいます。
ある程度ゴルフが面白くなってきたときには、振り切れる範囲内のなるべく重いクラブ・自分に合ったゴルフクラブを選ぶこと、手ではなく、身体全体でゴルフクラブを振ることが大切です。
悩んだ時こそプロのレッスンが大切なのかもしれませんよ!