【初心者向け】ゴルフの安定した打ち方とは?練習方法やコツをご紹介!

スイング初心者練習方法

ゴルフ初心者が安定した打ち方を身につけるには、まず構え(アドレス)が重要です。肩幅に足を広げて前傾姿勢を保ち、クラブは優しく握りましょう。スイングは腕だけでなく体全体を使って行い、「イチ、ニー、サン」と一定のテンポで振ると安定します。ボールから目を離さず、顔を上げないことも大切です。スマホでスイングを撮って確認したり、ゴルフスクールで学ぶのも効果的です。

ゴルフの安定した打ち方とは?

クラブ(グリップ)を握るところからボールを打ち終わった後までの一連の動作がスムーズな打ち方であることが理想です。

ゴルフを初めて間もない初心者の場合は、スイングの前に正しい構え(アドレス)を覚えることが上達への近道です。しっかりしたアドレスができれば、初心者でも安定したスイングが可能になります。ゴルフは体の回転を使ってクラブを振ることで、パワーが伝わりやすくなり、正確で力強いショットにつながるのです。

初心者がゴルフの安定した打ち方を身につける3つの方法

正しいアドレス(構え)を身につける

ゴルフ初心者が安定した打ち方を身につけるには、正しいアドレス(構え)を身につけることが大切です。正しい構えができれば安定したスイングに繋がりやすく、狙った方向にボールを飛ばせる可能性が増えてきます。足は肩幅程度までに広げて、前傾姿勢をキープできるように構えましょう。

グリップは自分が握りやすい方法が一番ですが、自分に向いている握り方が分からない場合は、オーバーラッピンググリップという握り方から試してみましょう。スクールでも最初に教わることが多い握り方だといわれています。

スイングするときは、手だけではなく体全体を同調させながら動かしていくことがポイントです。手だけで打とうとすると、力がうまく伝わらないために飛距離が出ません。スイングのトップ(ゴルフクラブが一番上に来る位置)とフィニッシュ(打ち終わりの位置)を意識しながら、ゆっくりと大きな動きで体を回転させると良いでしょう。

ボールの位置はどうしたらいいの?

正しいアドレス(構え)であったとしても、ボールの位置が合っていなければ狙った方向にボールを飛ばすことができません。ボールの位置はゴルフクラブの種類やその時置かれている状況などによっても変わりますが、最初のうちは両足の真ん中にボールが来るようにセットしておきましょう。

自分の打ち方をチェックする

ゴルフの打ち方が正しいかどうかをチェックするために、自分のスマホでスイングを撮影してみましょう。撮影した動画を見ながら、アドレス(構え)、インパクト(ボールに当たる瞬間)、フィニッシュ(打ち終わり)の3つのポイントを確認します。

より詳しいデータが欲しい場合は、ゴルフスクールや打ちっぱなしに設置されているスイング解析機を利用することもオススメです。ヘッドスピードやスピンなどの数値データが確認でき、自分の改善点がより明確になります。またスイングチェックアプリを活用してプロと自分のスイングを比較することで、課題も把握しやすくなります。

スクールでコーチから教わる

初心者がゴルフの打ち方を身につけるには、スクールのコーチから教わるのが最も効果的だといわれています。ゴルフには覚えるべきポイントが非常に多く、独学ではどうしても混乱したり自己流の癖がつきやすい傾向にあるからです。スクールでは正しい方法を基礎から教えてもらえるため、将来的にフォームを修正する手間も少なくなるでしょう。

また、スクールでは自分のスイングを客観的に確認できてデータに基づいた分析も受けられるので、自分の弱点や改善点が的確に把握できます。コーチからの指導を何度も受けることで、少しずつ体に正しい動きが染みついていきます。こうして自己流の癖がつかないように毎回打ち方をチェックして確実に上達できる環境で練習できることが、ゴルフスクールで教わるメリットともいえます。

すぐチェックできる!安定したゴルフの打ち方のコツ4選

顔を上げないようにする

初心者のうちはボールの行方が気になってしまうため、ボールを打つ前に顔が目標方向に向いてしまい頭も上がりがちです。頭が上がってしまうと体のバランスが崩れて、ボールを正確に打つことが難しくなってしまいます。

顔が上がってしまうときは、アドレスからスイング中も左目をメインにボールを見るように意識しましょう。人間には利き目というのがあり、左右どちらかの目をメインにものを見ているといわれます。たとえば、右打ちの人が右目メインでボールを見ている場合、顔は少し上がり気味になるといわれています。左目でボールを見ることで顔が残りやすくなり、無意識に頭が上がってしまうのを防ぎやすくなります。

ボールから目を離さない

ゴルフ初心者が安定した打ち方を身につけるためには、ボールから目を離さないことも大切です。ボールをよく見て打つことでスイングの軸が安定しやすくなるからです。スイング中のミスショットの多くは、インパクトの瞬間に体の軸がずれることで起こります。この軸がぶれると、クラブのボールに接している部分にうまくボールが当たらず、曲がったりしてしまいます。

いっぽうで、ボールをじっと見つめすぎると体が緊張してスムーズに動かなくなってしまう場合もあります。ボールをぼんやりと見るくらいのリラックスした気持ちで目線を固定するとよいでしょう。そうすることで余計な力が入らなくなります。

クラブはやさしく握る

ゴルフ初心者が正しいスイングを身につけるには、クラブを握るときの力加減も重要になってきます。強く握りすぎると、スイングの動きが固くなって結果としてスムーズな動きが妨げられます。クラブを力いっぱい握ると腕や肩にも余計な力が入ってしまい、スイング全体がぎこちなくなるだけではなく、スイングの軸もぶれやすくなってしまいます。力みが生じるとボールを打つ瞬間のスピードも低下し、飛距離がのびなくなる可能性が高くなります。

リズムやテンポを整える

ゴルフで安定した打ち方を身につけるためには、スイング時のリズムやテンポを一定に保つことが大切です。リズムがバラバラだと、毎回スイングが変わってしまい、その結果ボールが左右にブレやすくなります。

練習のときに自分に合ったリズムを見つけてそれを本番でも意識することが大切ですが、ゴルフを初めて間もないうちは3拍子がオススメです。「イチ、ニー、サン」と毎回同じ調子でスイングすることで、安定したスイングが実現できるようになります。

テンポは「イチ、ニー、サン」の間の速さになります。体の硬い人は速いテンポが合うといわれていて、体が柔らかい人は遅いテンポのほうがしっくりくるといわれています。

あわせて読む:ゴルフ初心者が上達するために必要な練習頻度や練習のポイントなどを紹介

まとめ

ゴルフ初心者が安定した打ち方を身につけるためには、まずは構え(アドレス)が大切です。肩幅に足を広げて前傾姿勢を保つことで、安定したスイングにつながります。クラブを握るときは、力を入れすぎずに優しく握ることがポイントです。スイング中は腕だけで振らず、体全体を使って動かしましょう。体全体を回転させて振ることで、力強いショットが打てるようになります。またテンポを一定に保つために「イチ、ニー、サン」とリズムを取るのも効果的です。
ボールを打つときは、ボールから目を離さず、顔を上げないように意識します。顔が上がるとバランスが崩れやすくなり、ミスにつながるからです。自分でできるチェック方法としてスマホでスイング動画を撮り、構えやインパクトを確認しましょう。より効率よく上達したい場合は、ゴルフスクールでコーチに指導を受けると基礎からしっかり学べるのでオススメです。