ゴルフって意外と運動神経がいらないスポーツと言われています。
実際運動は苦手だというプロゴルファーも多くいらっしゃるとか。
また、一般的に男性に比べて筋力が弱いと言われている女性。
女子プロゴルファーにも、一般男性よりも握力がそんなにない方や小柄な方が多いのに飛距離は一般男性以上に飛ばす方も多くいらっしゃいます。
これはなぜでしょうか。
運動神経や筋力ではなく、「リズム感」が関係してきます。
ゴルフのスイングはほんの一瞬です。その一瞬の間に身体の筋肉や関節を順序良く時間良く働かせること=「運動連鎖」がパフォーマンス向上のカギです。
リズムよくゴルフクラブを振るということからやってみましょう。
まずメトロノームをテンポ「60」にしてゴルフクラブをリズムに合わせて振ってみましょう。
メトロノームはどんなものでも大丈夫です。最近はスマホのアプリでもメトロノームは簡単に手に入れることが可能。
ゴルフ用に特化した”Rhythm Golf”というアプリもありますが、iphoneユーザー向けのみになっています。
さて、このテンポ「60」は時計の秒針と同じ速さです。
スイングの拍子は3拍子や4拍子など、とらえ方は様々ありますが、一番わかりやすいの3拍子だと思います。
3拍子の場合、
1拍め:バックスイング
2拍め:トップからダウンスイングに
3拍め:インパクト
意外とゴルフクラブを一定のリズムで振ることが難しいのではないでしょうか?
そして飛距離はどうだったでしょうか。普段の飛距離と比べてあまり出ていなかったらこのテンポはあっていないということ。
大体の方がテンポ「70」~「80」くらいが心地よくスイングリズムを刻めるテンポのようです。
初めはリズムに合わせてスイングすることに抵抗を感じても、頑張って続けてみてください。
自然に身体に馴染み、スイングリズムが美しくなると思います。