結構重要なゴルフボール選び

豆知識

ゴルフを始めるまで、ゴルフボールってどれも同じ、丸くて凹みがあるものだと思っていました。
重さ・大きさに関しては現在公式に「重さは1.620オンス以下」「直径は42.67ミリ(1.68インチ)以上」と決まっています。
細かなことを言うと飛距離等に関しても厳密に規定があり、飛びすぎるボールが作れないようになっています。
よって、ゴルフボールは外側から見るとどれも大差ないようにみえます。中を割ってみてみると、内部構造にはそれぞれ大きな違いがあります。
この内部構造によってボールは大きく2種類に分けることができます。

【ディスタンス系】:ボールがまっすぐ飛びやすいので初心者向け/リーズナブル
内部構造はツーピースと呼ばれる構造が多く、シンプルなつくりのため飛距離が出やすいボール
【スピン系】:球筋のコントロールがしやすいので中・上級者向け/比較的お高め
構造はマルチレイヤ―ボールが多く、バックスピンをかけやすいボール

では、どうやってディスタンス系・スピン系を見分けるでしょうか。
大体のゴルフボールは外箱にボールの特性が書かれています。ショップによってはコーナーで分けて陳列しているところもあります。

さらにボール選びに重要なのが自身のヘッドスピードを知ること。
ゴルフクラブをスイングした際に出るスピード(スイングスピード)によって、ボールがクラブヘッドに当たった際に、ボール内部のコア部分を圧縮させて、その反発力で遠くに飛ばします。ですのでヘッドスピードが遅い方がヘッドスピードが速い方用のボールを打っても飛びません。
細かなことを調べ始めるとゴルフボール一つでもかなりの情報があるのですが、簡単なことだけでも知っておくのはとても重要ですね。