いよいよ来週3/2からは女子で、男子も3/30から日本国内でのプロゴルフのトーナメントが始まりますね。
暖かい日も増え、ゴルフを楽しめる季節到来といった感じでしょうか。
ところで今年2023年、ゴルフのルール改正があったのはご存じでしょうか?
4年に一度行われるルール改定、前回2019年のルール改定は大幅な内容変更がありましたが、今回はマイナーチェンジのような変更でした。
アマチュアゴルファーが知っておくべき変更点をまとめました。
◆ラウンド中破損したゴルフクラブの交換が許可
2019年のルール変更時に、自然の力や人工物、他人による破損にのみ交換が許可されていましたが、今回の改定でプレーヤー自身による破損も好感が許可されるようになりました。ただし、故意による破損は認められません。
◆ドロップ後、自然に動いたボールは元の位置にリプレース可能
めったに起きることではありませんが、池ポチャしてしまった球をドロップした後にその球が動き出してしまい再び池に落ちてしまったために再ペナルティが課されたということがありました。今回の改正で無罰でリプレースが可能になりました。
◆アンプレアブルの処置、後方線上の救済方法がシンプルに
従来は起点から後方延長線上へドロップでしたが、新規定では基点から「どの方向にも1クラブレングス以内」に変わり、ホールに近づかないように半円だったドロップエリアが円に変わりました。
◆プレーヤーによるハンディキャップの記入が不要に
ストロークプレーの際、プレーヤーの責任として、ストロークプレー競技のスコアカードに自らハンディキャップを記入しなければならなかったが、デジタルスコアの普及により撤廃。大会側が管理するようになりました。
◆障がいを持つプレーヤーのための規則を記載
障がいを持つプレーヤーのためのルールを新たに「規則25」として記載されました。
また、紙のルールブックがデジタル化されました。スマートフォン等でR&Aが発表したアプリをダウンロードして使います。(日本語選択が可能です。)
紙のルールブック廃止によりアメリカだけで200万部(=5億ページ)の印刷をする必要がなくなりました。大幅な経費節減につながります。