3月10日から2020年度JLPGAプロテストがはじまりました。
2019年に制度が改正され、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の試合に出場するためには、JLPGAプロテストに合格していることが絶対条件となりました。
(主な例外として、アマチュア資格保有者が主催者推薦を受けたり、予選会を勝ち上がって出場することはできるほか、日本女子オープンはプロテスト未合格者でも予選会から出場することができます)
本来は2020年秋に開催される予定だった2020年度JLPGAプロテストですが、新型コロナウイルスの影響により今年3月に延期されていました。
具体的なスケジュールは発表されていませんが、2021年度のJLPGAは今秋に開催されると思われ、今年はプロテストが2回開催されることになりそうです。
JLPGAプロテストは1次→2次→最終の3段階で開催され、最終的に約20名の選手が合格することになります。
これに対して受験生は約650人!
つまり合格率は実に3%ということになります。
非常に狭き門ですね!!
実はプロテストに合格してもツアーに出場できるわけではありません。
プロテスト合格者(JLPGA正会員と言います)だけが出場できる「クォリファイングトーナメント(QT)」で上位に入らなければツアーに出場することはほぼできません。
(もちろんシード権を持っている選手はQTを受ける必要なくツアーに出場できます)
3月10日の「ココパリゾートクラブ白山ヴィレッジゴルフコース キングコース」を皮切りに始まった2020年度JLPGAプロテスト。
プロテスト第1次予選は計5会場で4月2日まで行われます。
その後、第1次予選通過者と2019年度最終プロテスト進出者などが5月11日から28日までに3会場で行われる第2次予選に出場し、最終予選は6月22日から静ヒルズカントリークラブで開催されます。
6月25日には2020年度JLPGAプロテストの合格者が決定することになります。
あとおよそ3か月間にわたって開催されるJLPGAプロテストにも注目し、未来のスターを発見しましょう!