8月4日から4日間開催される海外女子メジャーの1つ「全英女子オープン」正しくは「AIG全英女子オープン」。
この大会は2001年にメジャーに昇格した大会でメジャー大会としての歴史はまだ浅く、今回の開催は22回目ですが、大会自体は46回目と長い歴史があります。
開催場所は英国(イギリス)の北部スコットランドにある「ミュアフィールド」(6,680Yards / Par71)
クラブの正式名称は「THE HONOURABLE COMPANY OF EDINBURGH GOLFERS(エジンバラのゴルファーたちの神聖なる仲間たち)」
名門中の名門プライベートコースで、メンバーになるのが米国のオーガスタと並び、世界でも最も難しいと言われていますが、年間を通じて、火曜日と木曜日にビジターの受け入れを行っていますのでメンバーでなくても名門コースでプレーするチャンスがあります!
ミュアフィールドは18世紀半ばに作られたリンクスコースで、オープンから長い間女人禁制を貫いていましたが、2017年3月、273年目にして初めて女性会員が認められることとなりました。
今回の大会は、それまで男性会員のために設定されていたコースで初めて女子がプレーする歴史的な大会となります。
日本勢は前週「スコットランド女子オープン」で米初勝利を挙げた古江彩佳選手をはじめ、19年大会覇者の渋野日向子選手、畑岡奈紗選手、笹生優花選手の米ツアー組の他、日本ツアーを主戦場にしている西郷真央選手、山下美夢有選手、西村優菜選手、勝みなみ選手、堀琴音選手、高橋彩華選手、藤田さいき選手、アマチュアの橋本美月選手(東北福祉大)も出場します。日本人女王として歴史に名を刻めるか、各選手の活躍から目が離せません。