トーナメントの記事などでよく目にする「平均ストローク」年間通して1ラウンドあたりいくつで回ったかの数字です。
そして算出方法は各ツアー様々です。
米女子ツアーの算出方法は、総ストローク数をラウンド数で割ったものになります。
日本の女子ツアーでは、パー72で開催される大会のストローク数はそのまま計算し、パー72以外の場合はパー72に換算したストローク数に調整して計算しています。
※パー72以外の場合:ストローク数÷コース所定パー×72
女子ツアーはわりとわかりやすい計算方法となる一方、米男子ツアーと日本男子ツアーは少し計算方法が複雑です。
大会による難易度や、その日の天候やピンの位置によっても難易度は変わるので、それを加味した計算方法を採用しています。
例えば70で上がったとしても、全体のストローク数が良かった日は70より大きく、逆に難しかった日は70より小さな数字になります。
このように男子ツアーでは難易度によるばらつきを抑え、より公平な平均ストロークを算出しようという狙いがあるようです。