ゴルフをプレイする上で使用する言葉に
「パー」や「ボギー」がありますよね。
「パー」とはボールをカップに入れるまでの基準打数のことで、
ホールごとに決められています。
例えばPar4のホールだと4打でカップに入れることが基準となります。
4打目にカップに入ったなら「パー」となります。
パー(par)はもともとはイギリスの株取引で使われていました。
金額が変動する株取引で一番基準となる金額のことをparと読んでいました。
1870年、ゴルフ記者が全英オープンゴルフの試合でparという言葉を使ったことからゴルフ界で使われるようになりました。
また、「ボギー」(bogey)とはホールの規定打数1打多い打数でホールアウトしてしまう事を、ボギーと呼びます。
「ボギー」の由来をたどると19世紀ごろイギリスではきちんと規定打数で回った場合など良いスコアだったときに「ボギー」と使われていたことがわかります。
その当時流行した歌の歌詞に
「I’m the Bogey Man, catch me if you can.(わたしはブギーマン、捕まえられるものなら捕まえてみな)」というフレーズがあります。
そこからつかまえにくいもの=ゴルファーにとってのつかまえにくい「良いスコア」となったようです。
しばらくは「ボギー」と「パー」が並行して使用された時もあったようですが、
アメリカでゴルフが人気になるとともに次第に現在の「ボギー」「パー」が定着したようです。
ちなみに、ボギーは打数が増えるごとにボギーの前につく名称が変わります。
パーより1打多い「ボギー」
パーより2打多い「ダブルボギー」
パーより3打多い「トリプルボギー」以降、「クァドラプルボギー」、「クィンテュープルボギー」
となります。
ボギーが増えると焦りますね。
パーを取ることが難しい初心者のうちはボギーかダブルボギー以内におさえたいところですね。