ゴルフのラウンドで一番多く使うクラブはパターです。
ゴルフ場についたら念入りにショットの練習をしている方が多いと思います。
しかし、ショットの練習はゴルフ場以外でも練習ができます。
せっかくゴルフ場に来たのなら、本番に近い練習グリーンでのパット練習を多くすることをお勧めします。
しかも、ショートパットではなく、ロングパットの練習です。
いつもファーストパットを打っているような距離を想定して、ロングパットの練習を多くすることが良いでしょう。
実はプロでも2メートルのパッティングでカップインできるのは60%くらいです。 1メートルのパッティングだとカップインできるのは95%くらいにあがります。
アベレージのアマチュアなら成功率は、2メートルだと30%ほどといわれ、1メートルだと80%くらいまで上がるといわれています。
カップから2メートル以上の距離になることがほとんどのファーストパットは、1パットでカップインが出来る確率がかなり低いということになります。
しかも、ファーストパットが寄り切らずにカップを 2メートル以上オーバーやショートをすると、次のパットが入る確率は、プロでも60%で、アマチュアは30%以下になり、ほとんどが入らなく3パット以上になってしまうともいえます。
つまりは、2メートル以上残ったファーストパットは、入れるより寄せる!ことが重要ということです。
ファーストパットをして残りの距離がカップから2メートル以内に収まるようになれば、次のパットが入る確率は上がり必ずスコアは良くなっていきます。
そこで、距離感をつかむには、やはり本番に近い練習グリーンで多くの練習をすることがとても重要になります。
右に曲がるのか、左に曲がるのかと方向を気にするより、どれくらいの距離で、どれくらいの上りなのか、下りなのかを把握する方が重要ということを忘れずにしましょう。
ショートパットの練習は家でもできますが、ロングパットの距離感の練習は家の練習ではなかなか身に付きません。せっかくゴルフ場に行ったのなら、本番に近い練習グリーンを有効活用してみてはどうでしょう。
ラウンド前だけでなく、ラウンド後も利用して多くの時間を練習グリーンでロングパットの練習に費やすことをお勧めします。