ゴルフをしていて一度は感じたこと、ありませんか?
なんで冬でもゴルフ場の芝はこんなに青々としているのだろうと。
てっきり私はゴルフ場の綺麗な緑色の芝は枯れない品種の芝なのだろうと思っていました。
でも実際は、やはり芝は枯れてしまうようです。
特にコーライ芝などの暖地型の芝は冬になれば枯れてしまいます。
寒地型の芝と呼ばれる西洋芝は枯れにくいのですが、逆に暑さに弱く夏枯れしてしまいます。
芝の種類は様々ありますがざっくり分けると
「暖地型(野芝やコーライ芝、バミューダなど)」「寒地型(ベント芝など)」に分かれるそうです。
暖地型の芝は冬に枯れると茶色くなってしまいます。
寒地型の芝でも品種により冬になると白っぽかったり、黄色っぽい色になってしまいます。
それもまた季節を感じるには良いのかも知れませんがなんとなく、見た目が寂しいですよね。
そこでゴルフ場では芝に着色を行うこともあるそうです。
年に2回、芝生専用の液体を散布するのですが、この作業は芝生が枯れてからだと遅いので、芝が休眠活動に入る前、緑色のうちに行うそうです。休眠活動に入ってしまう前に行うことで芝が黄色くなったり枯れたりするのを遅らせることができるそうです。
着色をしないゴルフ場もあります。時期を見てタネを巻いて発芽させることにより時期を調整しつつ緑色を補充をしているところもあるようです。
個人的にゴルフ場などの美しい芝の濃淡が好きです。
あの縞や格子模様は芝刈り機が刈る際に芝を倒すため、倒された方向により見た目が濃淡がついたような縞模様に見えるそうです。
(A.M)