ゴルフは外で行うため風の影響を大きく受けやすいスポーツです。
その風のことを向かい風は「アゲインスト」追い風は「フォロー」と呼んでいます。
ちなみにどちらも和製英語なので海外では通じません。
無風の状態に比べてアゲインストの時はボールは飛びにくく、フォローの時はボールは飛びやすくなります。
プロやベテランはそのとき吹いている風を読み、ボールがどれくらいの影響を受けるのかを考えながら、打つクラブを選んでいます。
アゲインスト(Headwind)の時はボールが飛びにくいため、風速にもよりますがドライバーの番手を1~2番手程度上げることにより向かい風対策にすることも可能。
打つ際は飛びにくいことを知っているため力みすぎてしまうことに要注意です。
もしもドライバーの番手を上げているなら力まずいつものスイングをすれば良いのです。
一方のフォロー(tailwind)の時のほうが要注意。
飛びすぎてしまうのでドライバーの番手も1~2番手ほど下げたほうが良いのですが、アゲインストの時よりも厄介なのがフォローの風。
上手くフォローの風を利用できれば飛距離アップにつながりますが、少しでも起動がずれてしまうと思った以上にとんでもない方向へ飛んでしまうことも。
スイングアークを小さくして打つよう心がけましょう。
ところでその「風」はどうすれば読めるのでしょうか。
自分が今いる場所で感じるのだけではなく、周りの木々を見てみましょう。
枝や葉のなびいている方向を見れば今、どちらの方向に風が吹いているのかを見ることができます。
風が強い日でもゴルフが楽しめるよう、感覚を身につけていきましょう。風が強い日は必ず防風対策も忘れないでくださいね!